OpenBSDのhttpd使ってFreeStyleWiki動かす方法
忘れないうちにメモ。家のOpenBSDなサーバでFreeStyleWiki使ってみようかという気になったので試してみた。この方法でたぶん動く。使った環境はOpenBSD 4.3。
OpenBSDのhttpdは、/var/wwwにchrootしてるので、そのままPerlで書かれたCGI使おうとすると、error_logに「Premature end of script headers」とか出てInternal Server Errorになる。なので、/var/wwwにchrootしたときにperlが使える環境をつくってやる必要がある。http://livenudefrogs.com/~anubis/servers/apache_perl_chroot.shtmlに書いてあるやりかたで、/var/www以下にperl環境をコピーする。ただし、OpenBSD 4.3の場合、/usr/bin/perl5.8.0のところは/usr/bin/perl5.8.8みたいなので、そこだけ変更。
次に、/var/www/cgi-bin配下にFreeStyleWikiのアーカイブを展開。お好みに応じてディレクトリ名変更。自分はfswikiというのに変更。
$ cd /var/www/cgi-bin $ sudo unzip <アーカイブの置いてあるディレクトリ>/wiki3_6_2.zip $ sudo mv wiki3_6_2 fswiki
setup.shを実行して、必要なディレクトリを作ってアクセス権限変更。
$ cd fswiki $ sudo chmod +x setup.sh $ ./setup.sh $ sudo chmod -x setup.sh
いちいちchmodする必要は、たぶんない。sh setup.shでいいはず。
このままだとテーマが読めないので、テーマのディレクトリを/var/www/htdocs配下に移動して、setup.datにそれを書く。自分のところの場合、htdocs配下にfswikiという専用ディレクトリを掘って対応。
$ sudo mkdir ../../htdocs/fswiki $ sudo mv theme ../../htdocs/fswiki/
setup.datは下記を変更。
# テーマを格納するディレクトリ theme_dir = ../../htdocs/fswiki/theme # テーマを参照するためのURI theme_uri = /fswiki/theme
これであとはWebブラウザでhttp://<サーバ>/cgi-bin/fswiki/wiki.cgi にアクセスして、FrontPageが出ればOK。
2008/9/21追記
どうもこのままだとページにファイルを添付するときに失敗する模様。/var/www/tmpディレクトリをつくって、書き込みできるようにしたら動いた。
$ sudo mkdir /var/www/tmp $ sudo chmod a+w /var/www/tmp